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BCR/ABL変異解析  〜Kinase domain点突然変異〜

PCR-Invader法による薬剤耐性遺伝子変異の高感度検出

CML治療には、BCR/ABLキメラ蛋白のチロシンキナーゼ活性を阻害し、細胞増殖の抑制とアポトーシスの誘導を狙いとした分子標的薬剤であるイマチニブが第一選択として広く用いられ、慢性期のCMLには高い抗腫瘍効果が得られています。しかし、移行期、急性期のCMLに対しては十分な治療成績が得られないことが分かっています。また、慢性期でも一部の症例では寛解導入ができないか一旦寛解を得ても短期間で再発することが報告され、その原因の多くは、BCR/ABL遺伝子の点突然変異によるATP結合部位近傍のアミノ酸置換に伴う蛋白の分子構造の変化にあるとされています。
 本検査では、これまでに多数報告されているBCR/ABL遺伝子上に生じた点突然変異の中から出現頻度が高いもの25種類(18座位)を選び、PCR-Invader法にて一括解析します。


検出可能な遺伝子変異

座位 変異 座位 変異 座位 変異
1 :
2 :
3 :
4 :
5 :
6 :
M244V
L248V/R
G250E
Q252H/R
Y253F/H
E255K/V
7 :
8 :
9 :
10 :
11 :
12 :
E279K
F311L
T315I/A
F317L
M351T
F359I/V
13 :
14 :
15 :
16 :
17 :
18 :
V379I
L387M
H396R/P
S417Y
E459K
F486S

青字:強い薬剤耐性、赤字:特に強い薬剤耐性を示す変異として報告されています。

ABLのATP結合に関係するP-loopドメイン(黄緑)に最も高頻度に変異がみられ、次にABLのイマチニブ結合部位であるT315(赤)、ABLのSH2ドメインと相互作用をするM351(水色)、チロシンキナーゼを活性化したり不活性化したりするA-loopドメイン(ピンク)の順に変異が集積している。 (文献1より引用改変)

[ 受託要領 ]
項目コード
   5011
検査項目名
 BCR/ABL変異解析
検体必要量
 血液 5.0mL または 骨髄液1.0mL
採取容器
 弊社容器No.: 血液:B-19 、骨髄液:O-97
保存条件
  冷蔵
検査方法
 PCR-Invader法
報告様式
変 異 判 定 : (−),(+) の定性報告
変異タイプ : 「M244V」 などの文字報告
所要日数
 5〜11日
診療報酬
未収載
備  考
bcr/ablキメラmRNAがリアルタイムRT-PCR法などで検出されない時期の検体は、本変異解析の対象とはなりません。
変異判定の報告では、弊社システムの都合上、(−)は変異なし、(+)は変異ありの意味で (−),(+)を使用させていただきます。RT-PCR法で増幅産物が得られない場合は、「PCR(−)」と報告致します。
この場合、変異解析はできませんので、予めご了承のほどお願い申し上げます。

[ 参考文献 ]

  1. Deininger,M. et al.; Blood 105 : 2640-2653, 2005.
  2. Corbin,A.S. et al.; Blood 101 : 4611-4614, 2003.
  3. Branford,S. et al.; Blood 102 : 276-283, 2003.
  4. 木村晋也 他 ; Annual Review血液 2006 : 99-113, 2006.
  5. O’Hare,T. et al. ; Cancer Res 65 : 4500-4505, 2005.
  6. Ono,T.et al.;Leuk Res 35:598-603,2011.