品質・精度管理の取り組み

BMLにとって、品質保証は何ものにも勝る重要な課題です。

臨床検査の国際規格をクリアする品質マネジメント

quality_im01_2_big.png
ISO15189

国際規格ISO15189の認定を取得し、継続的に品質の向上に取り組んでいます。

ISO15189は、臨床検査室に特化して適用する国際規格として2003年に発行され、日本では2004年10月よりパイロット認定審査が開始されました。
BMLは、検査の品質並びに、品質を維持しつづける能力について、この国際規格が求める内容に賛同し、パイロット当初より参加。臨床検査の品質と能力が国際的な水準にあることが評価され、2005年9月、BML総合研究所がISO15189の認定を取得いたしました。
その後も、継続審査をクリアし、品質の向上に取り組んでいます。

米国CAPなどの外部監査プログラムの利用

quality_im02_2_big.png
CAP認定

歴史ある米国CAPの認定を維持し、CAPサーベイプログラムを積極的に利用しています。

BML総合研究所は1991年に米国CAPの認定を取得し、検査サービスの水準が常に高い水準にあることの第三者評価を受けてきました。
また、CAPには認定の前提となる、広範囲の検査項目を網羅したサーベイプログラムがあり、当社は積極的にこのプログラムに参加し、検査精度の維持向上に利用してきました。
今後もこのプログラムをはじめとする外部精度管理を積極的に利用し、当社の検査水準の確認を行うとともに、品質の向上に努めてまいります。

徹底した品質保証体制

内部監査部門・外部認定機関を活用したBMLならではの品質保証システムで、全社・全部門を厳しく監査、指導しています。

検体を預かり、検査を実施する私たちにとって、精度管理は何よりも重要な課題です。そこで、内部精度管理部門として「検査品質課」を設け、厳しくチェックしています。また、品質の保証をより徹底するため、各検査部門から独立した品質管理監査部門として「信頼性保証部」を設け、客観的な立場から改善指導しています。
さらに、都道府県の専門委員による立ち入り検査と、外部認定機関による実地審査を受けるという、徹底した品質保証体制を敷いています。

品質保証の「信頼」を語るその他の認定・登録

ISO27017

quality_im08.jpg
ISO27017

BMLは、2022年12月に電子カルテサービス(クラウド型電子カルテ「Qualis Cloud」)において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO27017」を取得いたしました。
クラウドサービスは、利便性・拡張性・コストメリットなどの観点から近年、急速に普及しております。このような環境の中で、機密性の高い医療情報を扱う当社といたしましては、セキュリティ管理体制の向上と強化のため本認証を取得いたしました。

なお、検査結果照会サービス「B-Report」においても2021年12月に本認証を取得しております。

  • クラウドサービスプロバイダとして以下の提供
    1. 1クラウド型検査結果照会サービス(B-Report)
    2. 2電子カルテサービス(Qualis Cloud)
  • クラウドサービスカスタマとして以下を利用するISMSクラウドサービスマネジメントシステム
    1. 1インテックプライベートクラウド
    2. 2AWS

ISO14001

製品やサービス、組織の活動が環境に与える影響およびリスクを低減し、汚染を予防するために発行されている環境マネジメントシステムの国際規格です。

ISO27001

情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格です。(臨床検査事業に関するコンピュータシステムセンター業務、電子カルテ開発業務、ならびにクラウドサービス開発運用保守業務)

医療関連サービスマーク認定

quality_im07_2_big.png

(財)医療関連サービス振興会が良質な医療関連サービスとして必要な要件を定め、立入検査によって基準を満たすサービスや製品・事業者を認定しています。

プライバシーマーク

個人情報の取扱いを適切に行う体制等を整備していることを認定し、その証として「プライバシーマーク」の使用を認める制度です。

臨床検査に関するお問い合わせ